Googleが米国時間3月5日、またベイエリアの新興企業を買収した。今回は、DocVerseを「Google Apps」チームに加えた。
この買収(The Wall Street Journalの報道によると、買収額は2500万ドルだという)により、GoogleはDocVerseの「Microsoft Office」用プラグインソフトウェアをGoogle Appsに統合できるようになる、とDocVerseとGoogleはそれぞれの公式ブログへの投稿で述べた。DocVerseのソフトウェアおよびサービスの目的は、デスクトップ版Officeの強力な機能の多くを今でも必要としているOfficeユーザーが、オンラインで同僚と文書を共有したり、変更点を追跡したりできるようにすることだ。
今回の買収は少し前から予測されていたが、Google関係者はDocVerseの製品群がGoogle Appsに統合される時期について、現時点ではまだ分からないと述べた。ライバルのMicrosoftを敵に回して、より多くの人にインターネットベースのソフトウェアを安心して使ってもらう取り組みを進めているGoogleにとって、Google Apps体験の拡張は2010年における重要な優先事項である。
2人の元Microsoft社員が創設したDocVerseは、Googleがこの数週間で買収した5つめの企業でもある。同社は2010年に入ってから、PicnikとRemail、Aardvarkを買収し、以前に発表されていたOn2 Technologiesの買収手続きを完了した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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