SBIホールディングスは3月3日、米国の国際送金サービス大手であるMoneyGram Internationalと業務提携し、インターネットを主要チャネルとした国際送金サービス事業へ参入すると発表した。世界190カ国約18万拠点にあるMoneyGramの代理店ネットワークを活用する。
SBIホールディングスが設立する予定の100%子会社「SBIレミット(仮称)」が担当し、2010年夏ごろのサービス開始を目指す。インターネットを主要チャネルとした国際送金サービスの提供は日本初となる予定だ。これは銀行以外でも送金業務ができる資金決済に関する法律の改正にもとづくもので、資金移動業者としての登録がサービス開始の前提となる。
SBIレミットの国際送金サービスでは、PCや携帯電話から24時間、送金を申し込める点が特徴。手続完了後10分程度で、世界中にあるMoneyGram代理店で送金を受け取れるようになるという。MoneyGram代理店から日本への送金も受け取れる予定だ。料金や対応言語は未定で、今後発表するとしている。
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