グーグル、「Google's SEO Report Card」を公開--自社製品のSEOを評価

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:編集部2010年03月04日 12時48分

 Googleは、Google検索ホームページを含む同社のさまざまなs所有物を対象に、SEO(検索エンジン最適化)を評価した、49ページにわたる詳細な報告書を発表した。調査の結果、いくつかのカテゴリで同社ページの評価が低いことがわかった。

 良い面として同社は、この情報に基づいて自社のSEOの改善に取り組む予定であり、また、他社にも役立ててもらうために同社が使用した指標の一部を公開したと述べている。

 報告書は、100種類のGoogle製品を対象としている。同社は、ローカライズされた世界各地の同社ページを対象とした、次の調査も計画中である。

 調査項目のうち、同社の評価が最も低かった分野の1つは、「検索結果の表示」である。同社の評価は、3つのカテゴリで100点中33点以下で、「タイトルタグの形式と長さ」において最も評価が低かった。これは、大きな青色の検索結果リンクとその下の説明文に表示する情報量のことである。報告書では、「ページのタイトルタグに説明的な語やフレーズを使用すること」など、これを修正するための方法がいくつか指摘されている。

 また同社は、ロゴ画像にリンクされた接続先サイトに対する評価も低かった。これは、画面の左上隅に表示されていることの多い、Google製品ロゴに関するものである。報告書によると、その半数以上が、404ページを含む想定外のページにリンクされていたという。Googleによる、SEOフレンドリーな解決策は、一律に301リダイレクトを使用することである。これにより、すべてのリンクが同じ場所に向かい、検索エンジンはページを正しい場所に再インデックス化することができる。

 すべての項目において評価が低かったわけではない。Googleは、明瞭なメインページ結果の提供(つまり、メイン製品ページにリンクされたリンクが1つか2つしかない)と、ヘッドラインタグと内部アンカーテキストの適切な使用において、高い評価をつけた。

 こちらから、1.6Mバイトある「Google's SEO Report Card」(PDFファイル)の完全版をダウンロードできる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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