Hewlett-Packard(HP)の2010会計年度第1四半期決算は、予測を上回る好業績となった。
HPは米国時間2月17日第1四半期決算について、売上高が312億ドル、純利益は23億2000万ドル(1株当たり96セント)だったと報告した。前年同期比で売上高は288億ドルから8%増、純利益は18億6000万ドル(1株当たり75セント)から25%増加している。
17日午後に行われた決算会見に先立って発表された声明で、HPの最高経営責任者(CEO)Mark Hurd氏は、この第1四半期および本会計年度の今後の業績見通しについて楽観的な見方を示した。
「HPは市場平均を上回るのに良い位置につけている」とHurd氏は述べ、「強力なポートフォリオ、無駄のないコスト構造、加速する市場の勢いから、通年の見通しを引き上げられるとの自信を得ている」と語った。
ウォール街の予測は1株当たり利益が1ドル6セント、売上高が300億1000万ドルというものだった。HPの動向を追っているアナリストは、PCおよびサーバ事業で利益が増えると予想していたが、同社の実際の業績もこの予想通りだった。PCの出荷台数は前年比で26%増加し、HPは世界最大のPCメーカーの地位を守った。サーバの売上高は11%増加して44億ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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