米国際貿易委員会(USITC)は米国時間2月17日、Appleの「iPhone」とResearch in Motion(RIM)の「BlackBerry」がEastman Kodakの特許を侵害しているかをめぐり、調査を始めると発表した。
Kodakは1月14日に、AppleとRIMのスマートフォンで画像プレビューに使用されているシステムが、同社の特許を侵害しているとして訴えを起こしていた。
Kodakの知的財産最高責任者(CIPO)を務めるLaura Quatela氏は、提訴を発表した際の声明で「AppleとRIMの件については、問題を友好的に解決すべく長期にわたり両社と協議を行ってきたが、納得のいく合意に至ることができなかった」と説明し、「このような経緯があり、株主および当社技術の既存ライセンシーの利益を守るために、この訴訟を起こすことになった」と述べていた。
USITCは2月17日の発表で、現段階では「当訴訟の実体に関する判断を何ら」行っていないことを明確に示した。USITCは、調査はできるだけ迅速に完了するように努めると話している。KodakはUSITCに対し、同社がAppleおよびRIMと和解に至らない限り、iPhoneとBlackBerryの米国への輸入を停止する命令を出すよう求めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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