パナソニックは2月17日、消毒薬に強く、拭きやすい形状をしたタブレット型モバイルパソコン「TOUGHBOOK(タフブック) H1シリーズ」として「CF-H1」を発表した。医療現場での使用を想定している。4月22日に発売する。価格はオープン。
CF-H1は、ヘルスケアや医療、IT業界の各社で構成される業界団体コンティニュア・ヘルス・アライアンスによって制定されたコンティニュア規格に対応したタブレット型モバイルPC。コンティニュア規格対応の機器同士におけるデータ受け渡しが可能で、これによりワイヤレスで測定データを管理できるなど、看護業務の効率アップを実現するとのことだ。
インテル Atom プロセッサを搭載し、約8時間の長時間駆動を実現。インテル WiFi Link 5100(IEEE802.11a/b/g/n準拠)、Bluetooth(Ver.2.1+EDR/Class1)を標準搭載し、法人向け件名対応としてGPSのカスタマイズもできる。また、NTTドコモ FOMA HIGH-SPEEDに対応したモデルもラインアップしている。
OSはWindows 7 Professional 32ビット 正規版、メモリは2Gバイトを搭載。XPダウングレードサービスにも対応する。10.4型(1024×768ドット)カラー液晶ディスプレイは、指でもペンでも入力可能なデュアルタッチパネルだ。
デザイン面では、持ち運びに便利なハンドルを装備。手のひらにフィットするドーム形状の背面と、持ちやすさを考慮した形状の頑丈ストラップで、長時間の手持ち業務にも考慮した。また、凹凸が少なく、拭きやすい表面形状を採用しているとのことだ。
耐薬品性能や耐衝撃性能、防塵・防滴性能など、医療現場での使用に対応した各種頑丈試験をクリアしている。
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