広島市とマイクロソフト、障害者と高齢者のICT利活用プロジェクトで連携

 広島市とマイクロソフトは2月15日、「障害者と高齢者のICT利活用プロジェクト」を連携して実施すると発表した。期間は2011年3月31日まで。

 広島市が民間事業者や研究機関、地域団体などを対象として、ICTを利活用した地域および行政の課題解決や市民のICT利活用の促進を図る企画提案を募集した「ICT地域連携プロジェクト」に、マイクロソフトが応募し、採択された。

 障害者や高齢者のICTリテラシーの向上、ICTを利活用した就労支援、使いやすい情報機器やソフトウェアの開発促進など、障害者や高齢者のICT利活用を促進する活動をさらに活性化させるとともに、社会参画を促進し、生活をより豊かにするための取り組みを進めるとしている。

 プロジェクトの展開にあたり、広島市は市内の地域団体などと連携し、ICTに関する講習や研修を共催するほか、施設や人員の提供、講習の告知活動を行う。マイクロソフトは各プログラムの講習や研修の企画提案および実施、人材育成プログラムの提供、講師の派遣、テキストなどの教材提供を行うとしている。

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