コロプラは2月12日、位置情報を利用した携帯電話ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」において、旅行情報を提供する「コロ旅(ころたび)」の提供を開始した。ジェイティービー(JTB)、リクルートの「じゃらんリサーチセンター(JRC)」と連携しており、ゲームと連動したオフィシャルツアーを提供する。
コロ旅では、旅行会社が企画実施するツアーなどの旅行商品をコロプラユーザーに紹介する。第1弾として、「コロ旅オフィシャルツアー」と「コロ旅特選ツアー」の2つを用意した。
コロ旅オフィシャルツアーは、コロニーな生活☆PLUSユーザー向けの団体パッケージツアー。携帯電話から位置情報を送信して、ゲーム内の地域スタンプやお土産アイテムを取得できるほか、お土産カード「コロカ」を導入した提携店舗への訪問などが含まれる。
コロ旅特選ツアーは、一般向けとして企画されたツアーに、ゲーム連動の情報を付加した旅行商品。参加者には、コロニーな生活☆PLUS関連の情報が提供される。
また、ツアー参加者向けの特典として、ツアー名を冠した「ツアーコロカ」や「都道府県コロカ」が用意されている。
コロニーな生活☆PLUSは、携帯電話の位置情報送信機能を利用したシミュレーションゲーム。ユーザーは移動距離分のゲーム内通貨「プラ」を獲得し、そのプラを使って「コロニー」と呼ばれる自分の街を育てていく。ユーザー数は88万人、月間ページビューは10億5200万PV。2009年夏には、JRCと組んで「コロプラバスツアー」を実施しており、これが好評だったことからコロ旅を提供することにしたという。コロプラバスツアーでは、訪れた提携店舗で2時間の滞在中に約50万円の売り上げがあったとのことだ。
今回は、提携先2社の協力によるベータ版として提供を開始し、本格スタートは3月を予定している。ツアーはコロニーな生活☆PLUS内で告知するが、問い合わせや申し込みは各旅行会社が受け付ける。
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