アップルは2月9日、プロ向けの写真管理ソフト「Aperture 3」を発表した。価格は1万9800円で、アップグレード版は9800円。
iPhotoで導入された顔検出および顔認識機能を大幅に改良し、Aperture 3では写っている人を顔認識して人物毎に写真管理が行えるほか、200以上の新機能を備えたという。
また、GPS機能とジオタグをサポート。iPhoneやGPS内蔵のサードパーティ製機器から写真を読み込む際にも撮影場所データを追加し、撮影場所に応じた写真管理や検索が行える。
さらに、写真ライブラリ全体のブラウズやナビゲーション、高速検索ができる「フルスクリーンブラウザ機能」やスライドショウ作成機能も備えた。
スライドショウは、プロ用にデザインされた各種テーマを使用すれば、写真やHDビデオクリップを自由に組み合わせた作品をわずか数クリックで作成可能としている。
なお、今回の発表は同日から始まる「Macworld 2010」にタイミングをあわせた格好だ。同社は2009年の出展を最後にこのイベントから撤退しているが、それまでは「Worldwide Developers Conference(WWDC)」と並び、Macworldイベントで大きな製品発表を行ってきた。
Apple Storeは発表の数時間前から、日米の両国向けとも「We'll be back soon.」とサイトメンテナンスの表示を掲出。ネットでは、Intelの新プロセッサを搭載した「MacBook Pro」がMacworld開催に合わせて登場するのではないかと予測され、アップルファンの間では注目を集めていた。
Aperture 3の主な特長は下記のとおり。なおApple Storeでは、24時間以内に出荷予定としている。
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