インテル元幹部、Galleonのインサイダー事件で罪状認める

文:Brooke Crothers(Special to CNET News) 翻訳校正:編集部2010年02月09日 12時49分

 Intelの元幹部が米国時間2月8日、Galleon Groupの創設者Raj Rajaratnam氏へのインサイダー情報提供で罪状を認めた。

 この裁判は、ニューヨークを拠点に70億ドルの資金を運用していたヘッジファンドGalleon Groupを創設したRajaratnam氏を取り巻く事件に関連するものである。合計22人が米証券取引委員会(SEC)により刑事または民事で起訴されており、そのうち、今回のIntel元幹部を含む10人がこれまでに罪状を認めている。

 Intelの元財務部門幹部Rajiv Goel氏は、2007年にIntelの公開前の決算に関する詳細情報をRajaratnam氏に提供したことを認めた。同氏はまた、Intelが10億ドルの投資を計画していたSprint Nextelの共同事業の予定についても、Rajaratnam氏に伝えていた。

 The New York Timesの記事によると、Goel氏は共謀および証券詐欺の2つの訴因で罪状を認めたという。有罪判決を受けた場合、最大25年の実刑を受ける可能性がある。

 The New York Timesによると、Goel氏は8日、マンハッタンの連邦地方裁判所で、「大変悪いことをしてしまい、悔やんでも悔やみきれない」と述べたという。「今後は正しく生きていきたい」と同氏は述べた。

 Goel氏はしばらくの休職の後、Intelを退職している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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