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米ヤフー、APと配信記事の掲載で契約締結--グーグルは交渉中

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:湯木進悟2010年02月02日 07時49分
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 Associated Press(AP)とGoogleの間では、これまで結ばれていたコンテンツ掲載契約の延長をめぐる交渉が難航しているものの、このほどAPは、米Yahooとの契約を締結するに至ったようだ。

 (他でもない)AP自らが配信して(まさに当事者の)「Yahoo Finance」に掲載されたニュースによれば、Yahooは今後もAPの配信記事をサイトに掲載し続ける方針であるという。金銭面での合意条件は明らかにされていないものの、APの報道では、配信記事に応じて「段階的に」価格を設定するような条件は含まれていないという。つまり、APがYahooに対して、特定の種類の配信記事には他よりも高額の請求をするといったことはないようだ。

 一方、Googleは、APが提供するコンテンツ掲載をめぐる交渉において、依然として合意には至らず、議論を続けている。Googleは、APとの現在の契約が2010年1月末に終了することを見込んで、2009年12月後半から同社サイトではAP配信記事の掲載を停止している。

 Search Engine Landが伝えたところでは、GoogleとAPが、過去のコンテンツに関しては、両社間の契約が終了しても継続して掲載を認めることで何らかの合意に至ったようである。Googleは、まだ現在も新たなAP配信記事の掲載には至っていないことを認めているが、「ライセンス契約は現在継続中の交渉のテーマであり、これ以上は現時点でコメントすることはできない」との方針を示している。

 さらに、Search Engine Landは、影響力の観点からも両社の意見の相違が見られている可能性を指摘した。「Google News」のユーザーは、過去1カ月ほどの間にAPの配信記事を見出せなくなったため、同サービスの利用を中止したであろうか?どうやらそのようではなく、このことでGoogleが、たとえ避けられない事態を招いたとしても、APとの提携なしで十分やっていけるということを示そうとしているのかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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