Googleは明らかに、「Internet Explorer(IE)6」に見切りをつけたようだ。
Googleは米国時間1月29日、「Google Docs」および「Google Sites」サービスにおけるIE 6のサポートを3月1日で終了すると発表した。IEユーザーがこれらのサービスを利用したい場合、「IE 7」以降のバージョンにアップグレードしなければならなくなるが、それは「他の多くの企業がすでに、IE 6などの旧ブラウザのほか、ブラウザ開発元各社からサポートされていないブラウザのサポートを中止している」からだ、とGoogleはブログ投稿の中で述べた。
Googleなどの米国企業を狙った先ごろのサイバー攻撃でIE 6の脆弱性が悪用されたことを受け、Microsoftは1月21日、異例の措置として臨時パッチを緊急リリースし、この脆弱性を修正した。IE 6(セキュリティ関連コミュニティー内では「IE 7」以降に比べてはるかに脆弱と考えられている)の利用は、「IE 8」のリリースに伴い減少しているが、StatCounterの調査によれば、依然としてウェブユーザーの13.5%に利用されているという。
Googleは、IE以外のブラウザについて、推奨バージョンを「Firefox 3.0」以降、「Google Chrome 4.0」以降、「Safari 3.0」以降に設定している。Googleは、「3月1日以降、Google DocsおよびGoogle Sites内の主要機能は、新機能も含め、旧ブラウザでは正常に動作しなくなる場合がある」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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