KDDIなど3社、「さっぽろ雪まつり」でARアプリを使った宝探しイベントを開催

岩本有平(編集部)2010年01月29日 19時07分

 KDDIと北海道放送(HBC)、博報堂DYメディアパートナーズの3社は、2月5日〜11日まで北海道札幌市で開催される「第61回さっぽろ雪まつり」において、au端末向けの拡張現実(AR)アプリケーション「お宝!グルメレーダー」を活用したイベントを実施する。

 お宝!グルメレーダーは、KDDIと博報堂DYメディアパートナーズが提供するモバイル向けアプリケーション「MAWARIPO」を今回のイベント向けにカスタマイズしたもの。

 MAWARIPOはKDDIとKDDI研究所が開発するAR技術「実空間透視ケータイ」と、博報堂DYメディアパートナーズが開発する位置情報連動型の動画変換配信サービス「Rocket Box」を組み合わせたアプリケーション。モバイル端末で取得した位置情報をもとに、周辺にある店舗などの距離や方角を表示したり、周辺に関連する動画を視聴できる。

 今回のイベントでは、お宝!グルメレーダーを使って、現在位置から最寄りの飲食店や観光名所など、HBCが提供する映像をユーザーに配信するほか、簡易的なナビゲーション機能を提供する。

 また、さっぽろ雪まつりのメイン会場である「大通会場」では、アプリケーションに表示される情報の中から「お宝ムービー」を探し、ナビゲーション機能を使ってその場所までたどり着くイベントを実施する。指定の場所までたどり着いたユーザーには、クーポンなどの「お宝」がプレゼントされる。

「お宝!グルメレーダー」の概要 「お宝!グルメレーダー」の概要 ※クリックすると拡大します

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