日本電信電話(NTT)、ピーディーシー(PDC)、丸紅、ニューフォリアの4社は1月28日、共同でデジタルサイネージのサービスをパッケージ化し、NTTグループのデジタルサイネージソリューションの共通ブランド「ひかりサイネージ」として提供すると発表した。2月1日より順次販売を開始する。
ひかりサイネージは、企業などが利用しやすいように必要な機器、コンテンツなどをパッケージ化したネットワーク型のデジタルサイネージソリューション。要望の多い「ニュース」「天気」「占い」の3つのコンテンツを基本サービスとして提供する。また、携帯電話からコンテンツを更新できるようにした。
配信方法やコンテンツの内容などをカスタマイズできる「Proシリーズ」、ネットワーク、機器、コンテンツ、保守サービスをセットにした「Basicシリーズ」、デジタルフォトフレームやテレビなどの汎用機器を使うことで価格を抑えた「Liteシリーズ」の3種類を用意している。
料金は利用形態によって異なるが、Proシリーズで32インチディスプレイを20台利用し、サーバ構築などもした場合の想定価格は800万円。SaaS型で提供するBasicシリーズやLiteシリーズの場合は、コンテンツや保守も含んだサーバ費用が月額9000円から、ディスプレイのリース費用は4年契約で月額5000円からとなっている。
NTTは配信管理統合化技術などデジタルサイネージ関連技術の開発を担当するとともに、NTT東日本、NTT西日本、 NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなどを通じて販売する。丸紅とPDCは、ネットワーク接続型デジタルサイネージ機器を供給。また、サービスの運用を手がける。ニューフォリアはデジタルサイネージのコンテンツプラットフォームを運営し、コンテンツを提供する。
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