カシオ計算機は1月13日、電子辞書「エクスワード」の新製品として、省電力で見やすい独自のカラー画面を採用し、外国語辞典を充実した7機種と、医師・看護師・臨床検査技師・医学生などの医療関係者に役立つコンテンツを収録した医学モデル2機種の計9機種を発表した。1月22日に発売する。価格はオープン。
外国語辞典は、ドイツ語「XD-A7100」、フランス語「XD-A7200」、中国語「XD-A7300」、イタリア語「XD-A7400」、スペイン語「XD-A7500」、韓国語「XD-A7600」、ロシア語「XD-A7700」と本格的な辞典と、豊富なネイティブ発音を収録した専用モデルを用意。英語や日本語のコンテンツも拡充し、学習はもちろん、ビジネスや海外旅行など幅広いシーンで活用できるという。また、韓国語モデルには「Dong-a 韓韓辞典」「小学館 日韓辞典」を、ロシア語モデルには「オジェゴフ露露辞典」を初収録した。
一方、医学モデルは「XD-A5700MED」「XD-A5900MED」の2機種を用意。医師・看護師・臨床検査技師・医学生などの医療関係者に役立つコンテンツを収録しているとのことだ。
全機種に白地の画面に文字をはっきりと表示し、図表などはカラーで表示する独自の「Blanview液晶」を搭載。約150時間の長電池寿命も実現した。
メインパネル上に語義をウインドウ表示する「ミニ辞書」機能や、傾きを検知する「アクションセンサー」を搭載。12カ国語旅行会話集などの例文表示中に画面を相手側に傾ければ、例文を相手側に向けて表示する「対面表示」に切り替わる。
なお、追加機能として、内蔵メモリや市販のmicroSDメモリーカードに、複数の別売コンテンツを追加することも可能。PCのテキストデータも追加でき、テキスト中の言葉から辞書へジャンプできる。さらに、市販のCD語学教材の音声を本体に転送でき、約3時間の音声を内蔵メモリに収録可能だ。
店頭想定価格は外国語辞典モデルが4万3000円前後、医学モデルのXD-A5700MEDが7万円前後、XD-A5900MEDが8万円前後になる。
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