ラスベガス発--Intelは米国時間1月7日、開催中のConsumer Electronics Show(CES)で多数の新しいプロセッサを発表した。
CESでは新しいモバイル用「Core i3」とモバイル用「Core i5」が発表され、「Core i7」ラインにも新製品が追加された。性能および機能は、iに続く数字が大きいほど高性能になる。つまり、Core i7プロセッサは通常、Core i5プロセッサよりも高速ということだ。
IntelはCore i3およびCore i5プロセッサの統合グラフィックス技術を積極的にアピールしている。新しい「Arrandale」(開発コード名)のグラフィックス技術ではシェーダ(3Dグラフィックスで重要なコンポーネント)が20%増加している、とIntelのシニアバイスプレジデントSean Maloney氏は同日語った。現行「Core 2」チップの統合グラフィックスに比べて性能はおよそ70%向上する、とIntelは説明している。
「これはグラフィックス性能として大きな躍進だ」と、Insight64のプリンシパルアナリストNathan Brookwood氏は語った。グラフィックスドライバが改善されたことで、さほど高度なグラフィックス性能が要求されないゲームでは、現行のCore 2技術よりもかなり動作が速い、とBrookwood氏は言う。しかしMaloney氏によれば、ハイエンドのゲーマーなら統合型でないグラフィックスを選択するだろうという。「先鋭的なゲーマーには、おそらく不十分だろう」と、Maloney氏は取材に応えて述べた。NVIDIAとAdvanced Micro Devices(AMD)のATIグラフィックスチップユニットの場合、グラフィックスを統合していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果