SBIベリトランスは1月5日、次世代型決済システム「VeriTrans 3G」の提供を開始すると発表した。事業者は1つの決済ソフトウェアを導入することで、SBIベリトランスが提供するクレジットカード決済、コンビニ決済、電子マネー決済、銀行決済、銀聯ネット決済のすべての決済サービスが利用できる。
決済サービスが追加された際には、新規にシステムを構築することなく対応できる。拡張性のある設計にしたことで、事業者の負担を最小限にしたという。
セキュリティ面も強化した。カード情報セキュリティの国際統一基準「PCI DSS」を前提としており、Visa Internationalのクレジットカード決済システム「3-DSecure」とセキュリティコードを併用した本人認証環境を提供する。
初期登録料、月次基本料は、従来の「クレジットカード決済」サービスのみを利用した場合と同じ。ECサイト決済完了画面で消費者の購買履歴などを基に、その消費者に合わせたカード会社のキャンペーン情報などを表示する場合は、サービストランザクション価格を従来の約3分の1に下げるという。VeriTrans3Gに切り替えたEC事業者には銀聯カードのネット決済を採用した中国人消費者向けECサイト「佰宜杰.com」の出店基本料を無料とする。
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