3DからCELL搭載まで、こんなにすごいテレビが出ました!--2009年を振り返る:加納編 - (page 2)

加納恵(編集部)2009年12月30日 08時00分

録画テレビはメディアから選ぶ

 テレビに録画機能を内蔵した録画テレビも、2009年の人気モデル。Blu-ray Discレコーダーを内蔵したシャープの「AQUOS DX」シリーズは、ディスクメディアならではの手軽さと、26型から52型までの豊富なサイズ展開を持つ。

 HDDをメディアした録画テレビは、大容量が魅力だ。「地デジ見ながらW録」など独自の録画プレイを備えた東芝「REGZA」、持ち運べるHDDを具現化した日立「Wooo」など、好みに合わせてチョイス可能だ。

 HDDもBlu-ray Discもどちらも欲しいという人には、三菱電機「REAL BHRシリーズ」がおすすめ。320GバイトのHDDを内蔵し、HDDからBlu-ray Discへのダビング保存もできる。

“エコ”なキーワードを反映した省エネテレビが続々登場

 数多くのテレビが一斉に搭載した機能が「センサ」。テレビの前から人がいなくなったり、寝てしまったりすると、テレビ側が「視聴していない」と判断し、自動的にテレビをスタンバイ状態など省電力モードに切り替えるという。部屋の明るさやコンテンツ内容に応じて、画面調整をするタイプもある。エコだけでなく経済的な点も◎。

 「機能だけじゃつまらない。やっぱりかわいくなくっちゃ」というニーズを満たすテレビももちろん登場している。ハローキティやスティッチなど、キャラクターを全面に押し出したデザインで、見るだけでなく、飾るテレビをアピールする。どちらも地上デジタルチューナー内蔵モデルだ。

 最後に、2010年3月に市場から完全撤退するテレビを紹介する。パイオニアは、2009年2月にディスプレイ事業からの撤退を発表。これに伴い、プラズマテレビ「KURO」は市場から姿を消す。黒の表現力やコントラスト比など、その技術力が高く評価されていただけに、惜しむ声は多い。

 しかし12月に、中国の電気量販大手である蘇寧電器との業務提携を発表。その中で、「パイオニア協力の下、蘇寧電器が開発する薄型テレビの中国国内におけるブランド使用許諾」を発表しており、中国でパイオニアのテレビが復活する可能性がでてきている。

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