Palmは依然として赤字を計上しているものの、前向きな勢いのようなものが出てきたようだ。
Palmは米国時間12月17日、2010会計年度第2四半期(2009年9-11月期)の決算を発表した。それによると、売上高は7810万ドル、損失は8540万ドル(1株当たり54セント)だった。これは前年同期の損失5億860万ドル(1株当たり4.64ドル)、前期の損失1億6450万ドル(1株当たり1.17ドル)に比べると、大幅な改善となる。
ウォール街のアナリストは1株当たりの損失を32セントと予測していた。
Palmによれば、同社は第2四半期に前期比5%減、前年同期比41%増となる78万3000台のスマートフォンを出荷したという。
会長兼最高経営責任者(CEO)のJon Rubinstein氏は、当期の決算について前向きに評価しようとした。
「われわれは依然として長期戦の初期段階にいる。そして、われわれはこの刺激的な市場で競争する機会から元気をもらっている」とRubinstein氏は声明の中で述べた。
さらに、Rubinstein氏は先ごろリリースされた「Pixi」にも言及した。Pixiは、「Pre」に続いてPalmの新しい「WebOS」OSを搭載する2番目の携帯電話である。Palmはこの数年間、AppleやResearch In Motionといった企業と比べて苦戦を強いられてきたが、Preのようなデバイスが同社の成功への鍵を握ると考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス