「Google Chrome」の拡張機能--便利な機能の数々を紹介 - (page 3)

文:Seth Rosenblatt(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年12月21日 07時30分

 「TooManyTabs」は、「Tab Mix Plus」のChrome版ではないが、FirefoxがまだサポートしていないためにTab Mix Plusではできないことができる。TooManyTabsは、Chromeのタブプロセス隔離を便利な方法でコントロールし、タブを待機状態に移せるようにする。この状態では、タブはメモリを消費しなくなるが、それでも簡単にアクセスできる。ツールバーのボタンをクリックすると、ウィンドウが開いて、アクティブなタブが表示される。それぞれのタブの横にある矢印で、そのタブを待機状態に移すことができる。ツールバーのボタンに重ねて表示される便利なインジケータで、アクティブなタブがいくつあるかが分かる。明らかに足りないのがドラッグアンドドロップ機能だ。今後追加されることを期待したい。

「TooManyTabs」は、手元に置いておきたいがメモリは消費させたくないタブを、賢く隠してくれる。 「TooManyTabs」は、手元に置いておきたいがメモリは消費させたくないタブを、賢く隠してくれる。
提供:Screenshot by Seth Rosenblatt/CNET

 「Aviary Screen Capture」も、Chromeのみの機能を提供する拡張だ。これを使うと、閲覧中のウェブサイトのスクリーンショットを取って、それをAviaryの画像編集ウェブアプリケーションで自動的に開くことができるので、作業フローが効率化される。

 Chromeにはステータスバーがないため、拡張に管理アイコンがあれば、ナビゲーションバーに追加することになる。Firefoxがアドオンの配置をより高度にカスタマイズできる点を好むユーザーは、これにいらいらさせられるかもしれない。しかし、ここは間違いなく目につきやすい位置であり、インストールする拡張を実用的な最小限の数に保つよう、ユーザーに促すことになるかもしれない。

 さらに多くの拡張が、GoogleのサイトまたはDownload.comからダウンロードできる。

 現在のところ、拡張のサポートはMac版Chromeでは有効になっていないが、2010年1月までには有効になる見込みだ。また、「FoxyTunes」など、Firefoxで有名な人気のある拡張で、まだChromeにないものもいくつかある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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