グーグル、パブリッシャーによるコンテンツ掲載先の選択を自動化

文:Caroline McCarthy(CNET News) 翻訳校正:緒方亮、長谷睦2009年12月03日 12時58分
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 本来は有料とされているコンテンツの一部を「Google News」のユーザーに対し無料で閲覧可能にする「First Click Free」ポリシーを改訂したばかりのGoogleが、さらにインデックス化についてちょっとした変更を実施した。これによりパブリッシャーは自らのサイトについて、掲載を希望するサービスをGoogle Newsのみ、Googleウェブ検索のみ、両方、どちらも掲載不可の4パターンから選択できるようになった。

 これまでは、パブリッシャーがどちらか一方のみへの掲載を望む場合、Googleへその旨を伝えなくてはいけなかった。新しい改訂は、その手続きを自動化するものだ。

 Google Newsのインデックス作成に関するこれらの改訂は、Googleが売り上げを奪っているという非難が複数のメディア企業で再燃する中で実施されたものだ。Googleは非難に対し、トラフィックが増えるのだからパブリッシャーにはいいことだと主張し続けている。一方、News Corp.の最高経営責任者(CEO)、Rupert Murdoch氏は傘下に置くメディアのコンテンツをGoogleから引き上げると具体的な脅しをかけているほか、Microsoftの検索エンジン「Bing」について記事検索の独占契約を結ぶべく、同社と交渉に入っていると報じられている。

 報道機関がコンテンツを掲載したいサービスをきちんと選べる、より柔軟な選択肢を提供することで、Googleはメディアに対しより友好的に接しており、高圧的な態度が和らいだとの印象を、少なくとも表面上は与えることになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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