サン電子は11月30日、タケショウが同日より提供するデジタルサイネージ搭載の自動販売機「アドポインター」に、サン電子のモバイルルータ「Rooster-G8.0(SC-RS810G)」が採用されたと発表した。
アドポインターは、自販機に20型ディスプレイを搭載したデジタルサイネージで、地域や災害、防犯などの各情報を自販機ごとに指定して配信できる。また、自販機に設置したカメラで性別や年齢(20歳〜34歳、35歳〜49歳、50歳以上)を特定し、ターゲットに合わせたコンテンツを表示する「人物属性判断」機能を搭載する。
このほか、おサイフケータイによるモバイルサイトへの誘導も図れるほか、2010年春には、おサイフケータイと広告を連動させてクーポンを発行する機能も提供する予定だ。
今回、アドポインターに採用されたRooster-G8.0は、最大7.2Mbps高速パケット伝送技術、HSDPA(3.5G)サービスに対応するモバイルルータ。アドポインターでは、イー・モバイルのアクセス網を使用してコンテンツサーバとの通信を行う。
サン電子によると、飲料自動販売機はADSLなどの有線回線の敷設が容易ではない場所に設置されることが多いため、設置場所を選ばずに通信できる同製品が採用されたとしている。
タケショウは今後1年間で、東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)を中心に100台の設置を目指す。
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