セイコーエプソンとソニーは11月26日、エプソンイメージングデバイスが手がける中・小型TFT液晶ディスプレイ事業に関する営業機能をソニーとソニーモバイルディスプレイ(SMD)に移管すると発表した。12月1日付けで実施され、高温ポリシリコンTFT液晶などは今回の移管に含まれていない。
これは、セイコーエプソンとソニーが、6月30日付けで合意した中・小型TFT液晶ディスプレイ事業に関する事業資産の一部譲渡に基づき実施されるもの。今回の営業機能の移管が事業譲渡の第1弾になるという。
これにより、エプソンイメージングの当該事業に関する営業機能は、新設されるSMD営業部とソニーグループの海外セールスオフィスに移管され、エプソンイメージングの国内外の営業活動は11月30日をもって終了するとのこと。当該営業活動に従事している人員の一部はソニーグループに出向または転籍の形をとる。
営業機能以外の生産関連、資産の一部譲渡は、2010年4月1日付けで完了する予定だ。
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