地デジ移行はエコロジーかつエコノミーに--バッファローが提案する「テレビ周辺機器」

加納恵(編集部)2009年11月26日 17時56分

 バッファローは、2011年の地上デジタル放送完全移行を見据え、ウェブ閲覧も可能な3デジタルチューナー「リンクシアター LT-H91DTV」(LT-H91DTV)とUSBタイプの地上デジタルチューナー「ちょいテレ・フル DT-F100/U2」(DT-F100/U2)2機種を発表した。どちらも、手持ちのテレビやPCに追加することで、地上デジタルの視聴環境が整えられる製品になっている。

  • バッファローは、手持ちのテレビやPCに追加することで、地上デジタルの視聴環境が整えられる「テレビの周辺機器」を提案する

 LT-H91DTVは、高さ55mm×幅210mm×奥行き215mmの据え置き型地上、BS、110度CSデジタルチューナー。手持ちのテレビに接続することで、デジタル放送視聴のほか、USB HDDへの録画、ウェブサイト閲覧など最新機能を追加できるという。

 本体にはUSB端子を備え、録画用のUSB HDDを接続すれば、デジタル放送の録画が可能。同時接続できる外付けHDDは1台のみとなるが、つなぎ替えは無制限だ。録画はEPGから実行でき、最大256件まで予約できる。外付けHDDには、USB経由などで取り込んだデジタルカメラ画像やデジタルビデオカメラの動画も保存しておける。

 インターネットに接続すれば、ウェブサイトの閲覧ができるほか、テレビ向けネットサービス「アクトビラ」の利用も可能。家庭内ネットワークDLNAにも対応しているため、録画済み番組をDLNA対応テレビなどを使用して別の部屋も見られる。

 発売は12月上旬から。価格はオープンだが、店頭想定価格は2万6800円程度となる。

 DT-F100/U2は、パソコンで地上デジタル放送が視聴できる、USBタイプの地上デジタルチューナー。サイズを10分の1程度にまで小型化した「miniB-CASカード」を採用し、ワンセグと地上デジタル放送(フルセグ)の両放送を受信できる。

 地上デジタル放送の録画にも対応しており、同時録画されるワンセグ映像は、パソコンに接続した「プレイステーション・ポータブル」(PSP)経由でメモリースティックにムーブすることが可能。外出先での番組持ち出しに対応する。

 フルセグの受信を実現しながら、本体サイズはワンセグチューナーとほぼ同サイズの高さ24.6mm×幅64.9mm×奥行き12.7mmを実現。ロッドアンテナ、室内延長アンテナ、F-AMB変換ケーブルなどを付属し、室内外での視聴をサポートする。

 対応OSは、Windows 7/Vista/XP。12月中旬に発売する。価格は1万1500円。

  • 「リンクシアター LT-H91DTV」

  • 「ちょいテレ・フル DT-F100/U2」

  • ワンセグとフルセグの視聴画質比較

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