米国にはFlashを使ってピグのようにかわいいサービスを作れる会社があまりないので、いまのうちに行きたい。自信は未知数ですが、Ninja Trickでテストマーケティングの感触も得ていますので、会員が集まれば課金もできるだろうと思っています。
アメーバなうはいろいろ考えて、結果的にTwitterにすごく似ています(笑)。ちょっとずつ変えても潔くないので、かなり似せてしまった。
正直言うと、2年くらい前にTwitterが最初に出てきたときに、すぐに我々も作っていました。もしTwitterが流行ってしまえば、当然ブログからユーザーが流れていくので、我々にとっては死活問題で、見過ごすわけにはいかなかった。ところが当時Twitterは思ったより流行らなかったので、胸を撫で下ろして我々もやめました(笑)。正確に言うと、プーぺガールの一言コメントにそのシステムをそのまま入れましたが。
それで今回、また一気にTwitterが流行ったので、当然また同じことを繰り返さなければいけません。あの頃より格段にいいものができました。あとはもうマーケティングの部分です。2010年3月までに有名人600人がAmebaなうに入る計画ですし、Amebaは元々ITにそんなに詳しくない人たちを対象としたサービスなので、Twitterとは色を変えて一般のユーザーに使っていただけるようなサービスを目指していきます。
最初の段階でかなり面白そうな人が始めるので、著名人のつぶやきをぼーっと眺めているだけでもおもしろいと思います。Twitterも自分が発言しなくてもタイムラインを眺めているだけで面白いじゃないですか。そういうサービスであれば良いと思っています。あと芸能人はブログを書くことに対するプレッシャーも大きいので、もっと気軽に書けるようなものにしていければと思います。
2010年1月にはアメーバブログでアメーバピグのスキンを使えるようになります。たとえば沖縄の背景で水着を着てる自分のピグがAmebaなうで最新のつぶやきを出したりと、ピグとブログとなうの連携がかなり強化されます。
3つのサービスをすべて使っている人はワンパッケージに見えますし、なうだけ使っている人も、ピグだけの人も、ブログだけの人も違和感ありません。すべて使うと回遊性が高まるようなイメージです。
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