Googleのオンラインアルバムサービス「Picasa Web Albums」の追加容量の価格が、8倍お得になった。
写真共有サイトのPicasa Web Albumsは、写真や動画の保存容量が1Gバイトまでは無料で使える。容量がこの制限を超える場合は有料になるが、今回その料金が値下げされた。値下げ後は、20Gバイトで年間5ドルから16テラバイトで年間4096ドルまで、各種プランが用意されている。
米国時間11月10日のブログ投稿でGoogleのソフトウェアエンジニア、Elvin Lee氏は次のように書いている。「本日の大幅な料金引き下げで、保存容量の追加がさらに手ごろになった。新料金では20Gバイトを年間わずか5ドルで購入できる。旧来のプランと比較すると、4分の1の価格で2倍の容量が手に入る計算だ。20Gバイトあれば、5メガピクセルのカメラで撮影した最大解像度の写真を、1万枚以上保存できる。大半の人の所持する写真の容量は全部で10Gバイト未満なので、トリプルモカ1杯分の価格ですべての思い出をオンライン上に1年間保存できるかもしれない」
撮影には5メガピクセルを大幅に上回るカメラを使うという人も多くなっているとはいえ、これは興味深い。Googleが追加容量の有料提供を始めた2007年当時、その価格は6Gバイトで年間20ドルだった。
今回の料金値下げは、「Google Chrome」や検索サービスといった優先度の高いサービスには及ばないものの、「Picasa」がまだ生きたプロジェクトであることを示す最新のニュースとなった。Googleは2008年、Picasa Web Albumsに顔認識の機能を追加し、2009年に入ってからは同社が提供する無料の写真編集ソフトウェアPicasaの提供を始めていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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