【レビュー】本を読む、聞く、マーカーを付ける--高機能リーダー「Kindle 2」

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内容:Kindle 2が日本から購入可能になった際に予約注文し、受け取ったときのレポートは、すでにフォトレポートとしてお届けした。今回は、Kindle 2(以下、Kindle)の機能について詳しくレポートしていく。
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 Kindle 2が日本から購入可能になった際に予約注文し、受け取ったときのレポートは、すでにフォトレポートとしてお届けした。今回は、Kindle 2(以下、Kindle)の機能について詳しくレポートしていく。

 Kindleは、紙の代わりにデジタルで本を読むためのツールというだけではない。本を読みながらマーカーを引いたりクリッピングをしたりできるほか、読み上げ機能を使って「本を聞く」こともできる高性能なデバイスだ。

本を買う

  • Kindleのホーム画面

 Kindleには、購入時点で「The New Oxford American Dictionary」が入っている。これは本を読んでいる時に使用することにして、何はともあれ、Amazon.comから本を購入しなければ本が読めないのである。

 本の価格は2ドルからとなり、11.99ドルが中心的な価格となっている。米国内に住んでいるユーザーに比べて、日本からKindle版の本を買うときには、あらかじめ2ドルの通信費用が価格に含まれている。そのため、中には印刷された本との価格差がほとんどない本もあり、この点については少々がっかりするかもしれない。

 Kindleでは、Whispernetの3G回線を利用したワイヤレスネットワークが使用できるようになっており、購入した本は基本的にワイヤレスで受け取れる(Whispernetでカバーされている地域についてはこちらで確認可能)。ただし、回線状況が良くない場合には、付属のUSBケーブルでKindleとパソコンを直接接続して、本をKindle内のフォルダにコピーすることもできる。

  • 購入した本をキャンセルできる

 Kindleから直接本を購入する際には、あらかじめAmazon.comの「Your Account」ページの「Manage Your Kindle」にて1-Click(ワンクリック)で本が買えるように設定しておかないと、エラーメッセージが表示されて先に進めなくなる。ただし、1-Click購入では簡単に本が買える反面、少々気をつけないと買うつもりのなかった本を買ってしまう可能性もある。万が一、間違えて本を購入してしまった場合は、「Purchased by Accident? Cancel this Order」というリンクから、購入した本をキャンセルできる。

  • 本のサンプルも読める

 本のサンプルを読めるので、立ち読み感覚で本の内容を確認してから購入できるのは安心だ。本を購入したらKindle StoreとKindleの間で同期をとってKindleに本をダウンロードする。本のタイトルは「HOME」画面に表示されるので、タイトルをクリックすればすぐに読書を始められる。ちなみに、カーソルの移動は「5-way controller(4方向に傾ける操作と、真上から押す操作が可能なコントローラー)」で行う。

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