FAQ:延長保証は付けるべきか--電子機器を購入する際に考慮すべきこと - (page 2)

文:Erica Ogg(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年11月10日 07時30分

 第1に、大半の電子機器では、そもそも修理が必要となることがない。小売業者やデバイスメーカーは通常、電子機器がどれくらいの頻度で故障するかについての統計情報を公表しないが、Consumer Reportsの調査によって、電子機器が製造後3〜4年のうちに修理を必要とする確率はさほど高くないことが判明した。製造から3〜4年のうちに、ノートPCで修理が必要となるものの割合は43%、デスクトップPCでは31%、ビデオカメラとデジタルカメラでは非常に少なく、それぞれ13%と10%だという。また、3〜4年という期間は、テクノロジにとっては今や非常に長い期間といえる。さらに、例えばノートPCやデスクトップPCの価格は下がり続けており、時にはデバイスを買い換える費用が修理費用に比べてさほど高くないこともある。この点については下記で詳述する。

 第2に、保証の料金が、デバイス自体の価格と同程度か、それより高い場合がある。明らかな例として、50ドルの電卓に30ドルの保証を勧められたならば、危険な賭けに出ることになるだけだろう。

 第3に、1回の修理費用が延長保証の費用と同程度ということがある。例えば、1000ドルのノートPCのハードドライブを修理する必要がある場合、Best Buyが現在勧めている「Geek Squad Black Tie Service」の料金280ドルを支払うよりも、自分で150ドルか200ドルを1度支払う方がよいと感じられるだろう。

 最後に、商品代金をクレジットカードで支払う場合、クレジットカード会社が追加保証サービスを提供していることが多いため、それを確認すると良い。場合によっては、一切追加料金なしで標準保証期間の2倍の保証を受けられる。

--しかし、高額商品については、考えるまでもなく保証が必要なのではないか。

 自分が選んだブランドを完全に信頼できないのであれば、必要かもしれない(もっとも、それほど心配なのであれば、商品の購入自体を再検討した方が良いかもしれない)。しかし、テレビなど従来から高額で多く使用される商品については、多くの専門家が必要ないと言うだろう

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