絵で見る日本語版「Windows 7」--タスクバーの変化やタッチパネル機能 - (page 3)

購入できるエディションは3つに

 日本国内で一般に買えるWindows 7のエディションはWindows Vistaよりも1つ少なくなった。「Home Premium」「Professional」「Ultimate」の3つで、Vistaにあった最廉価の「Home Basic」は日本では販売されない。

  • 大幅に機能を削減した「Starter」エディション。写真は、日本ヒューレット・パッカードの「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」のもの

 このほかにOS単体では販売されないが、大幅に機能を削減した「Starter」エディションがある。これは、従来ネットブックに提供されていたWindows XP Home Editionに置き換わるものとして提供される。

 各エディションごとに含まれる機能も変化している。Windows Vista Businessでは、下位のHome Premiumに入っていたメディアセンター機能がなかった。そのため、単純にHome Premium<Businessとならず、Businessにあったドメイン参加やセキュリティ機能とメディアセンター機能が必要なら最上位のUltimateを選ぶしかなかった。

  • Ultimateエディションのみに搭載される言語切り替え機能。35の言語に切り替えて操作することも可能。言語のインストールはWindows Updateから行う

 ところが、Windows Vista Businessに相当するWindows 7 Professionalはメディアセンター機能を搭載、機能面ではWindows 7 Professionalを買えばWindows 7 Home Premiumの機能は完全に網羅するようになった。今までUltimateを買っていた人も、言語切り替えやBitLocker暗号化が必要でなければProfessionalで済むこともが多くなった。

Windows 7のエディション比較(マイクロソフト)

  • 言語をインストールした後は、コントロールパネルから選択できる

  • ドライブ全体を暗号化できるBitLockerもUltimateのみの機能。HDDをまるごと暗号化したり、USBメモリも暗号化したりできる。コントロールパネルから操作する

  • BitLockerで暗号化したドライブは大きな鍵がつく

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]