日本国内で一般に買えるWindows 7のエディションはWindows Vistaよりも1つ少なくなった。「Home Premium」「Professional」「Ultimate」の3つで、Vistaにあった最廉価の「Home Basic」は日本では販売されない。
このほかにOS単体では販売されないが、大幅に機能を削減した「Starter」エディションがある。これは、従来ネットブックに提供されていたWindows XP Home Editionに置き換わるものとして提供される。
各エディションごとに含まれる機能も変化している。Windows Vista Businessでは、下位のHome Premiumに入っていたメディアセンター機能がなかった。そのため、単純にHome Premium<Businessとならず、Businessにあったドメイン参加やセキュリティ機能とメディアセンター機能が必要なら最上位のUltimateを選ぶしかなかった。
ところが、Windows Vista Businessに相当するWindows 7 Professionalはメディアセンター機能を搭載、機能面ではWindows 7 Professionalを買えばWindows 7 Home Premiumの機能は完全に網羅するようになった。今までUltimateを買っていた人も、言語切り替えやBitLocker暗号化が必要でなければProfessionalで済むこともが多くなった。
Windows 7のエディション比較(マイクロソフト)
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