パイオニアは10月27日、住宅設備向けビルトインオーディオ「ACCO」(アッコ)を、12月上旬に発売すると発表した。
ACCOは、コンパクトな壁面埋め込み型のインウォールアンプ「A-IW001」と、迷惑レスを追求した天井埋め込み型のインシーリングスピーカー「S-ICH125」「S-ICH200」「S-ICH200D」を組み合わせるビルトインオーディオだ。
波の音などの環境音を再生できる「サウンドスケープ」機能を内蔵しているほか、A-IW001に搭載されたiPodドックやインターネットラジオ機能を使って、環境音と音楽をミックスして聞くこともできる。
インシーリングスピーカーは、振動や音漏れといった要因を低減する独自の「迷惑レス設計」を採用。直径125mmのS-ICH125、200mmのS-ICH200とS-ICH200Dの2サイズを用意している。S-ICH200Dは、JIS防滴保護等級IPX4の防滴仕様に加え、1台でステレオ音声再生が可能だ。
希望小売価格はA-IW001が10万2900円。インシーリングスピーカー1台あたりの価格はS-ICH125が3万1500円、S-ICH200が3万3600円、S-ICH200Dが4万2000円となっている。
ACCOは、パイオニアが5月に発表した新オーディオ製品。すでに東京・新宿区の「リビングデザインセンターOZONE」に体感スペースを設け、プロトタイプを展示していた。体感スペースには約2000人のユーザーが訪れており、今回の商品化にあたっては来場者の意見なども取り入れられているとのことだ。
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