NECフィールディング、デジタルサイネージとしても使えるAED収納用ラック

新澤公介(編集部)2009年10月14日 20時12分

 NECフィールディングは10月14日、自動体外式除細動器(AED)収納用のラックに、デジタルサイネージ用の液晶ディスプレイを搭載した「AEDマウントラック」3機種を発表した。同日より販売を開始している。

 AEDマウントラックは、AED収納用ラックに液晶ディスプレイを組み合わせ、動画や静止画を再生する機能を備えたデジタルサイネージ端末。交通機関や商業施設、公共施設などにおいて、AEDの設置場所を明示するとともに、操作方法や効果をアピールする。

 配信コンテンツとして、AEDの使い方を説明する動画を標準添付するほか、交通情報や天気予報、施設案内、企業広告なども表示可能。各コンテンツは、標準添付のオーサリングソフトウェアで動画や画像、オーディオなどを組み合わせて作成できる。

 発売された3機種は、22型液晶ディスプレイを搭載した「EF-GH4046DM」、32型液晶ディスプレイを搭載した「EF-GH4044AM」および「EF-GH4045BM」。それぞれBMPやJPG、PNG形式の静止画に加えて、MPEG1やMPEG2、Windows Media Video 9の動画ファイル、MP3のオーディオファイルに対応している。

 価格は、EF-GH4046DMが72万円、EF-GH4044AMが98万円、EF-GH4045BMが91万円。なお、AED装置は含まれておらず、高度管理医療機器の販売業や賃貸業の資格を持つ販売店で別途購入する必要がある。AEDマウントラックの開発、製造は日本フォームサービスが担当。NECフィールディングは今後1年間で、100台の販売を目指す。

「AEDマウントラック」

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