IBMは米国時間10月5日、一般市場向け「LotusLive iNotes」の運用開始を発表した。LotusLive iNotesは、電子メール、カレンダー、および連絡先をクラウドベースで管理できるサービスだ。
「iNotes」という言葉が表に出始めたのは10月1日遅くのことで、IBMはLotusLive iNotesサイトの稼動をすでに開始している。価格は1ユーザーあたり年額36ドル(23ポンド)となっており、これに対し競合ソフトウェアの「Google Apps Premier Edition」は、1ユーザーあたり年間50ドルだ。
IBMでオンラインコラボレーションおよびクラウドサービス担当バイスプレジデントを務めるSean Poulley氏は、LotusLive iNotesの基本的考え方について、ウェブメールの使用を考えている企業に対してよりすぐれた安全性と信頼性、およびプライバシー保護を提供することだと説明した。「こうしたことが、顧客にとって非常に重要なのだ」と語るPoulley氏は、Googleの「Gmail」を「一般消費者向けサービス」だと位置付けた上で、「われわれは、ミッションクリティカルな信頼性を持つ、企業向けのサービスとサポートを、競合他社より手頃な価格で提供していく」と語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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