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トラフィックゲート、英ベンチャーと音声認識による路線検索iPhoneアプリ「コエタン!」を提供

岩本有平(編集部)2009年10月06日 10時00分
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 トラフィックゲートと英Novauris Technologyは10月6日、音声認識を利用したiPhone/iPod touch向け路線検索アプリケーション「コエタン!音声駅名検索(東京版)」(コエタン!)を発表した。App Storeにて無償で提供する。

 コエタン!はNovauris Technologyが持つ音声認識技術を使った路線検索アプリだ。アプリ起動後に表示されるボタンを押しながら、iPhone/iPod touchのマイクに「●●(駅名)から■■(駅名)まで」と話すことで音声を認識。さらに認識結果をもとに路線検索を実行して画面に表示する。アプリ上では路線情報に加えて地図でも表示でき、iPhone/iPod touchのマップアプリにピンを立てることもできる。

 トラフィックゲートでは、iPhone/iPod touch向けの広告配信プラットフォーム「TG Ad for iPhone」を提供している。現在約20のアプリに導入されている同プラットフォームだが、コエタン!はその普及に向けた1つのショーケースという扱い。

トラフィックゲート事業開発ユニットディレクターの梅澤亮氏 トラフィックゲート事業開発ユニットディレクターの梅澤亮氏

 同社では「今後はユーザーの反応を見て、東京版以外の提供も検討する。しかし、我々が数多くのアプリケーションを提供し、結果として広告主と競合するといったことはしない」(トラフィックゲート事業開発ユニットディレクターの梅澤亮氏)としている。

 Novauris Technologyは英国に本拠地を置く音声認識技術のベンチャー企業。音声認識ソフト「Dragon Speech」の開発元である米国Dragon Systems(当時)のメンバーが2002年に設立した。

Novauris Technology CEOのYoon Kim氏 Novauris Technology CEOのYoon Kim氏

 同社の音声認識エンジンは米国英語および英国英語、日本語、韓国語に対応しており、米国ではベライゾンが提供する音声検索アプリにも採用されており、その利用者は月間200万ユーザーに上るという。

 Novauris Technologyが日本企業と組んで製品を提供するのはこれが初めて。トラフィックゲートをパートナーに選んだ理由について、同社CEOのYoon Kim氏は「もともとイベントを介して梅澤氏と親交があったこと、また複数社から提携のオファーがあったが、トラフィックゲートが大企業に比べフットワークが軽かったことから」と説明する。両社はコエタン!に表示されるTG Ad for iPhoneの広告収益をレベニューシェアする。

コエタン!のスクリーンショット コエタン!のスクリーンショット。ボタンを押してマイクに向けて話すことで(左)、検索結果が表示される(右)

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