フリービットがエグゼモードを完全子会社化、ネット家電事業を展開

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 フリービットは9月29日、エグゼモードの全株式をKFE JAPAN(KFE)から取得し、9月30日付で完全子会社化したと発表した。両社は2月に資本・業務提携を発表していた。フリービットはこれまで、エグゼモードの株式28株を所有していたが、さらに追加で残りの発行済みすべてにあたる株式205株を9225万円で取得した。

 エグゼモードは、独自に構築した中国国内の協力工場ネットワークを生かし、低価格のデジタル家電機器を供給している。自社ブランド製品のほか、一般企業の依頼に応じて、およそ30機種のオリジナル製品を企画から製造・品質管理・アフターサポートまで一貫して提供してきた。これまでに供給したプライベートブランドやOEM製品は25万台、取引してきた企業数は10数社に上る。

 フリービットは今回の完全子会社化により、今後はエグゼモードの事業のうちOEM/ODM/EMS事業を強化。さらにフリービットが持つネットワーク設計および運用、課金、サポートまでを垂直統合した形で提供し、フリービットグループ全体で新しいで新しいデジタル家電事業を展開する。

 新事業名は「UbiquitousCE Maker's Maker」。誰もが目的にあわせてネットワークに接続する機能を持つデジタル家電「Ubiquitous CE(Consumer Electronics)」の提供を目指す。

 さらに同日、両社は共同でGoogleが提供するAndroid OSとフリービットの独自技術「ServersMan」を採用したデジタル家電開発プラットフォームを開発した。同プラットフォームを採用したデジタル家電の第1弾は2009年末までに発売される予定。なお、ハードウェア設計および製造をエグゼモードが担当し、ネットワークやソフトウェア、ハードウェアをフリービットグループが提供する。

 なお今回の完全子会社により、フリービットが6月の中期経営計画「SiLK VISION 2012」発表時に「今後提供予定」としていた個人顧客向けの非継続課金事業部分にエグゼモードの小売事業が加わることになる。

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