Twitterが巨額の資金を調達するという報道は正しかった。最高経営責任者(CEO)のEvan Williams氏は同社のブログ上で米国時間9月25日、Twitterが新たな資金調達ラウンドを完了したことを認めた。資金を拠出したのは、Insight Venture PartnersとT. Rowe Priceのほか、既存の出資者であるInstitutional Venture Partners、Spark Capital、Benchmark Capitalだ。
Williams氏は「重要なラウンド」と述べているが、The Wall Street Journal(WSJ)が9月24日に報じた約1億ドルに実際の調達額が近かったかどうかについては言及しなかった。また、Twitterの企業価値が10億ドルと評価されたという件にも触れなかった。
Williams氏はブログ記事にこう書いた。「われわれにとっては、不滅の価値を持つ企業を築くという当社のビジョンを共有する投資パートナーを見つけることが重要だった。Twitterの旅は始まったばかりで、われわれは可能な限り最高の製品、技術、企業を構築すべく取り組んでいる。私は、われわれがこれまで築いてきたチームを誇りにするとともに、これから一緒に築いていく将来に自信を持っている」
Twitterは2009年末までに企業向けの有料アカウントを提供開始するとみられている。このアカウントを取得する企業は、Twitterのサービスを自社のマーケティングやプロモーション、顧客サービスなどに利用できるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス