「Apple TV」が本当の意味で人気商品になるには何が必要なのか不明だが、100ドルの値下げが好影響をもたらすのは確かだろう。Appleは米国時間9月12日夜、160GバイトのApple TVの価格を229ドルに値下げし、これまで229ドルで販売されていた40Gバイトモデルの販売を終了した。
Appleが無線ネットワークデバイス「Time Capsule」を既に値下げしていることを考えると、Apple TVの値下げは意外なことではない。それに加えて、Microsoftは、「Zune」動画技術を使って「Instant On」対応1080p動画をストリームできるように、「Xbox 360」をアップデートしようとしている。従って、「Roku」を含む多くのライバルプレーヤーとの激化する競争にさらされているAppleは、Apple TVを活性化する必要に迫られているのだ。
もちろん、Apple幹部のPhil Schiller氏が先日、「iPod Touch」の「マジックプライスポイント」は199ドルであると話したことを考慮すると、なぜAppleはApple TVの価格を199ドルまで下げなかったのか、疑問に思わずにはいられない(筆者はApple関係者とのミーティングで、価格を199ドルまで下げるよう定期的に要求している)。
まあ、いずれそれは実現するだろう。しかし、199ドルへの値下げが実施される前、かなり早い時期に、より大容量で高価なモデルが登場すると予測されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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