Googleが「Google Books」に関するより詳細なプライバシーポリシーを発表した。Googleが提案した和解案に対する複数の反対派は数週間、この詳細なポリシーの提示を要求していた。
Googleは米国時間9月3日夕方、ブログ記事の中で新ポリシーを発表し、米国連邦取引委員会(FTC)との会談の後、新ポリシーを策定したと述べた。Googleは以前、Google Booksは未完成なので、詳細なポリシーをリリースすることはできないと話していた。未完成なのは、「Book Search」プロジェクトが一部の書籍を表示することを認める和解案が承認されていないためという。
しかし、Googleは、詳細な情報を十分に公開しないことへの批判は避けられず、方針の変更を余儀なくされたようだ。「われわれの取り組みを明確な理解してもらううえで必要な情報をすべてのユーザーに提供するため、さらに、Google Booksに関する情報開示の必要性についてFTCなどからもらった有益なコメントに応えるために、われわれはGoogle Booksサービスに関連するGoogle Privacy Policyをはっきりさせ、さらにGoogle Booksサービスに特有のプライバシー対策を説明したいと考えた」とGoogleのゼネラルプライバシーカウンセルであるJane Horvath氏はブログ記事に書いた。
新しいポリシーのいくつかの要旨は次の通りだ。このページで、Google Books Privacy Policyの全文を読むことができる。
Googleが提案した和解案に関する法廷審問は、10月にニューヨークで開かれる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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