ソニー、液晶テレビ「BRAVIA」を3D化--2010年に家庭用3Dエンターテインメントに参入

加納恵(編集部)2009年09月03日 11時34分

 ソニーは9月3日、2010年に家庭用3Dエンターテインメント機器に参入すると発表した。3D対応の液晶テレビ「BRAVIA」などを手がけるという。これはコンスーマーエレクトロニクスショー「IFA2009」が開催されているドイツ・ベルリンで明らかにしたもの。ソニーグループ全体で、ハードウェア、コンテンツ両方の側面で開発と制作を加速していくとのことだ。

 3D製品の中心となるのは、3D対応のBRAVIAとしており、右目・左目用の映像を交互に表示するフレームシーケンシャル表示方式とアクティブシャッター方式メガネを採用し、3D映像視聴をサポートする方針。BRAVIA独自の4倍速動画表示技術やフルハイビジョンなどの高画質機能も盛り込まれる方向だ。

 このほか、Blu-ray Disc対応機、パソコン「VAIO」、ゲーム機「PlayStation 3」などの機器についても3D化の開発を進めるとしている。

 ソニーでは、国内の展示会等でも3Dディスプレイの参考出品をしている。

参考出品されていたソニーの3Dディスプレイ 4月に開催された「Display 2009展」で参考出品されたソニーの3Dディスプレイ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]