イリジウム衛星電話、3回線の電話と128kbpsのデータ通信が同時利用可能に

松田真理(マイカ)2009年08月31日 18時39分

 KDDIは9月1日、船舶用小型アンテナと主装置を用いて、3回線の電話と最大128kbpsのデータ通信が同時に利用できる「イリジウム OpenPortサービス」(仮称)の提供を開始する。

 イリジウム衛星携帯電話サービスは、上空780kmをまわる66基の周回移動衛星を使用して、全世界をカバーする衛星通信サービスだ。このイリジウム OpenPortサービスは、イリジウム衛星携帯電話サービスとして初めての試みになるという。

 日本籍船でサービスを利用する場合は、包括免許人であるKDDIとの契約が必要となる。契約料は1万2600円で、月額基本料金および通信料金はデータ通信の速度ごとに異なる。例えば、9.6kbpsの場合、月額基本料金が5000円(免税)で、音声通信料金が1分あたり153円(免税)、データ通信料金が1Mバイトあたり1800円(免税)となる。

イリジウム OpenPortサービス 「イリジウム OpenPortサービス」(仮称)の利用イメージ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]