日本エイサー8月25日、acerブランドのネットブックAspire oneシリーズとAspire TimelineシリーズのWiMAX標準搭載モデルを発表した。いずれも法人限定で、ECサイト「CaravanYU」「e-TREND」「oPLAZA」「NTT-X Store」を通じて9月11日より順次発売する。
Aspire oneシリーズ「AO531h-Bk86X」は、10.1インチの液晶を搭載した。カラーは「マッドブラック」1色。CPUはIntel AtomTM プロセッサ N280で、メモリは1Gバイト。重さは1.15kg、OSにはWindows XP Homeを搭載している。価格は5万4800円で、9月11日に発売する。
Aspire Timelineシリーズには、CPUにIntel Core 2 Duo SU9400を搭載して10万円を切る「AS3810T-H22X/PH22X」とIntel Celeron Dual Core SU2300を搭載して7万円台となる「AS3410-S22X/PS22X」が登場した。AS3810T-H22X/PH22Xは9月11日、AS3410-S22X/PS22Xは9月17日に発売する。
いずれも13.3インチの液晶を搭載し、8時間のバッテリ時間を誇る。重さは1.6kg。ビジネスシーンで十分に使えるモバイルPCとして、中小企業を中心に販売していく考えだ。いずれも、Windows Vista Home PremiumとWindows Vista Business(Windows XP Professionalダウングレードモデル)を用意する。
日本エイサーは、ノートPCにおける現在の国内における流通比率について、液晶サイズが10.2インチ以下の「ネットブック」が20%、10.3インチ〜15.3インチの「モバイルPC」が10%、15.4インチ以上の「ノートPC」が70%と説明する。
マーケティングコミュニケーション課 マネージャーの瀬戸和信氏は、モバイルPCの位置づけについて、「ネットだけを楽しめるものであってはいけない。メインPCとしても活用でき、ネットに接続しないときもPowerPointを編集できるPCでなくてはならない」と説明する。
さらに「安かろう悪かろうがマーケットで当たり前になっているが、安かろうよかろうが目指すところ。Aspire Timelineシリーズと同等のスペックに近い市場のWiMAX搭載モデルを単純に比較すると、1回分で2台購入できる」とし、価格にも自信を見せた。
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