「Moonlight」は、Microsoftの「Silverlight」アプリケーションをLinuxコンピュータ上で実行できるようにするソフトウェアだが、開発者であるMiguel de Icaza氏が米国時間8月17日、このソフトウェアの更新版の公開ベータテストを開始する準備が整ったと発表した。
de Icaza氏は自身のブログへの投稿で、「Moonlight 2.0」のベータ版をgomono.comのウェブサイトから入手できるようにしたと語っている。
Moonlight 2.0は「Silverlight 2.0」向けに作られたサイトとの互換性を確保することを目的としているが、「Silverlight 3.0」のメディアパイプラインを始めとするいくつかの機能も組み込んでいると、de Icaza氏は語っている。MicrosoftがSilverlight 3.0をリリースしたのは7月のことだ。
今回のベータ版は、ソースコードとしても利用できるし、Mozillaの「Firefox」向けプラグインとしても利用可能だ。
Moonlightの取り組みは2007年から開始され、最初のバージョン「1.0」は、ベータ版が2008年に出たのち、2009年2月に正式版が公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」