ワシントン州レッドモンド発--Microsoftは米国時間7月31日、「Windows 7」のファミリーパックバージョンの価格を149ドルに設定したと述べた。ファミリーパックでは、ユーザーは最大3台のPCをWindows 7の「Home Premium」エディションにアップグレードすることができる。
Microsoftは、ファミリーパックを提供すると以前から述べていたが、価格については明らかにしていなかった(実際のところ、Microsoftは、インターネット上に流出したWindows 7のテストバージョンに関するライセンシング条件内でファミリーパックに言及したことによって、うっかりファミリーパックの存在を認めてしまった)。ファミリーパックは、「XP」および「Vista」からWindows 7に移行するユーザーを対象とする。
さらに、Microsoftは「Windows Anytime Upgrade」オプションの価格体系も発表した。同オプションでは、ユーザーはあるバージョンのWindows 7から別のバージョンに移行することができる。
Microsoftによると、「Windows 7 Starter」からWindows 7 Home Premiumへの移行には、79.99ドルがかかるという。これは、ネットブックの所有者にもっと多くのWindows機能が使えるようになると納得させることで、Microsoftが販売したいと考えている主要なアップグレードの1つだ。
ほかの価格もいくつか挙げておくと、Windows 7 Home Premiumから「Windows 7 Professional」への移行には89.99ドル、Windows 7 Home Premiumから「Windows 7 Ultimate」への移行には139.99ドルが必要だ。後者の移行は高価だが、それでも「Windows Vista Home Premium」から「Vista Ultimate」への移行にかかるコストに比べると12%安い。
移行に必要なのは新しいプロダクトコードの入力だけなので、Windows 7のAnytime Upgradeはわずか10分程度で完了するとMicrosoftは述べた。Vistaの場合だと、移行の際は特別なAnytime Upgradeディスクを使う必要があった。
米国と、そのほかの11カ国では、店頭およびオンラインでアップグレードコードを購入することが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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