jig.jp、アトミズ・アジア、兼松グランクスの3社は7月29日、共同開発した携帯電話向け動画配信ASP「JAM(jig AtomiZ Movie ASP)」の提供を開始した。
jig.jpではこれまで、3G携帯電話向けに長時間動画配信プラットフォーム「jigムービー」を提供している。jigムービーは、バンダイチャンネルや角川モバイルなど、大手コンテンツプロバイダーにも採用されており、NTTドコモのiアプリを利用した動画配信サービスにおいて100社以上への提供実績があり、シェアは約50%(同社調べ)になる。
しかしその一方で、エンコーダーと配信サーバ、自社システムの連携など、ある程度のリソースがないと運用できないという課題もあった。また、スポットで動画配信を利用するニーズなども多かったが、初期投資を考えると導入に踏み切れない企業も少なくなかったという。
JAMは、jigムービーをベースにして、アトミズ・アジアがエンコードサーバを構築。兼松グランクスが配信サーバとコンテンツ配信管理機能の開発することで実現したASPサービス。Adobe AIRのアプリケーション「JAM Studio」を利用して、画像をアップロードする感覚で動画のアップロードからエンコード、配信までをワンストップで実行できる。
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