Googleは2006年にAOLへ10億ドルの投資をしたが、1ドル当たり28セントという結末になった。
Time Warnerは、AOLの再分社化を検討しているが、AOLの5%の株を保有するGoogleが米国時間7月8日に同社保有分を2億8300万ドルで売却した、と米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかにした。
両社は、この株に関する意向を既に明確にしていた。Googleは2月、手段を講じる準備が整い、同社出資額のうち7億ドル以上を評価損として1月に計上したことをTime Warnerに伝えていた。一方、Time WarnerもAOL分社化計画を発表した5月、同株式を買い戻す予定であることを述べていた。
今回の動きにより、GoogleとAOLとの関係は幕と閉じた。さらに、AOLの評価額が57億ドルとなったことをReutersは伝えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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