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Western Digital、ノートPC向け初の1TバイトHDDを発表

文:Dong Ngo(CNET News) 翻訳校正:湯木進悟2009年07月28日 08時48分
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 ノートPCとデスクトップPC向けのHDDの間に存在していたストレージ容量のギャップは、急速に縮小している。

 Western Digitalは米国時間7月27日、「究極の」ストレージ容量を誇る2モデルのノートPC向けドライブとして、「Scorpio Blue」の1Tバイトモデルおよび750Gバイトモデルを発表した。今回の発表前までに入手可能なノートPC向けHDDの最大容量は、500Gバイトであった。

 現在市場に出回っているデスクトップPC向けの最大容量のHDDは、2Tバイトである。1TバイトモデルのScorpio Blueは、その半分の容量に過ぎないものの、ノートPC向けの2.5インチドライブは、デスクトップPC向けの3.5インチドライブと比較しても非常に小型であることを考えると、今回の発表には意義深いものがある。Western Digitalが発表したノートPC向けの新ドライブは、プラッター1枚当たりに333Gバイトを搭載した初の技術が採用されている。

 また、SATA2(3Gbps)がサポートされてはいるものの、一般的に他の2.5インチドライブが9.5mmの厚さになっているのに対して、12.5mmの厚さを持つモデルに仕上がっている。つまり、この新発表のHDDは、あらゆるノートPCの2.5インチスロットに装着できるというわけではないことを意味している。

 こうした理由から、Western Digitalは、同ドライブがポータブルなストレージソリューションに最適であると位置づけており、「My Passport Essential SE」の新ポータブルUSBドライブとして発売される。

 大容量という以外の分野でも、Scorpio Blueには、以下のような最新ストレージ技術が備わっている。

  • 「WhisperDrive」により、現在市場に出回る2.5インチドライブの中でも、最も静音設計を実現したシーク時のアルゴリズムが採用されている。
  • 「ShockGuard」により、誤って落としたりして衝撃が加わったとしても保護され、振動に強い性能を備えている。
  • 「SecurePark」により、回転スピードの変化や機能停止などの際には、ディスク表面から記録ヘッドが離れるメカニズムが採用されている。これにより、記録ヘッドがディスク表面を傷つけて、HDD寿命が低下するのを避けることができる。

 新たなHDDは、両モデルとも8Mバイトのバッファメモリを搭載し、主なノートPC向けドライブで採用されている5400rpmより少し遅いが、5200rpmの回転速度を備えている。

 Scorpio Blueの750Gバイトモデル「WD7500KEVT」は、現在190ドルで販売中である。また、1Tバイトモデル「WD10TEVT」は、現時点ではMy Passport Essential SEのUSBドライブの仕様でのみ提供されているが、今後数週間以内に内蔵HDDの仕様でも提供が開始される予定である。販売価格は250ドルとなる見込みだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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