三菱商事は7月14日、総合新エネルギー会社であるスペインのアクシオナと提携したと発表した。太陽光・風力・太陽熱・バイオエネルギーを中心とした新エネルギー・環境事業を共同で推進していくとのことだ。
両社は、新エネルギー発電事業に加え、水事業や温室効果ガスの排出を抑制する建造物、交通システムの構築なども手がけていく予定だ。さらに全世界における新エネルギー発電プロジェクトや関連企業に向け、総額20ユーロ(約2600億円)規模の共同出資も実施するという。
提携の第1歩として、アクシオナが保有する太陽光発電事業会社であるポルトガルのアンパーセントラルソーラー(アンパー)の株式34%を三菱商事が取得。アンパーの年間発電量は93GWhと計画されており、これにより年間8万9000トンのCO2削減効果が見込まれている。
三菱商事では、4月に新エネルギー・環境事業分野に関する新組織を発足。アクシオナとの協業を通じて、この事業におけるリーディングプレーヤーを目指すとしている。
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