これらの調査結果をレポート形式で印刷できるサービスもあり、利用する場合は法人・個人共に月額2100円で利用アカウントを取得する必要がある。無料使用でのレポートを印刷することも可能だが、その場合、レポートの一部に広告が表示される。
ナレッジデータベースの池井洋介氏は「SEO対策を行うためには、多大な調査コストがかかる。調査の効率化のために、必要な情報を単一のツールでカバーできるものがなかったため、自分たちで作ろうと思った」と、サービス開発のきっかけと説明する。
「この手の調査サービスは、関連情報の連携が取れてなかったり、ツールのユーザビリティの悪さから“結局どうすればいいのかわからない”という状況が見受けられた。それに対し、調査結果を一括して整理されたレポートをプリントできる状態で提供し、かつSEOの施策に関するTipsブログを公開することで、SEO対策の次のステップへと移行する後押しをしたいと考えている」(池井氏)
ナレッジデータベースは、京都大学の学生アルバイトが中心になり立ち上げた学生ベンチャー。主力事業は法人向けに業務支援ツールなどをSaaSモデルで提供している。「SEO Knowledge」は7月後半にも次期バージョンの公開を予定。独自の分析によるSEOのスコアリングやSEOキーワードのリコメンド、また対策アドバイスツールの提供を予定している。
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