人事、給与分野を軸にバックヤード系パッケージソフトの開発を手掛けるワークスアプリケーションズの株価が強さを示している。6月30日に2009年6月期業績計画の大幅な下方修正を発表したが、翌7月1日の株価は朝方に売られた後に切り返し、7月2日も3600円増の6万2600円で取引を終えている。
2009年6月期の連結業績は、売上高が従来予想221億7000万円から209億円へ、経常利益は同30億7000万円から10億7000万円へ減額した。2008年6月期実績と比較した経常利益の変化率は68.8%減。
2008年9月以降の金融市場の混乱を受け、経済環境が急速に悪化。企業業績も一気に悪化した。こういった景況感の悪化を受けて民間企業が設備投資を絞っており、ワークスアプリケーションズの主力であるバックヤード系ソフトはその経費削減の標的となってしまっていた。大型案件がストップし、受注の消失なども経験。業績は急速に悪化した。
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