農業や食に関する情報を提供するポータルサイト「VeGiee 」を提供するとれいすは6月22日、新サービス「iplant」を公開した。
iplantはオンライン、オフラインでの野菜の栽培を通じて、ユーザーの農業に対する関心を高めることを目的としたコミュニティサービスだ。一般的なソーシャルネットワーキングサービス(SNS)同様、日記の執筆やメッセージのやりとりができるが、最大の特徴となるのは、オンライン上でのバーチャル野菜栽培機能だ。
バーチャル野菜を育てるには、iplantのサイト上や取り扱い店舗で専用の野菜栽培キットを購入する必要がある。キットには植物の種とiplantのIDが入っており、そのIDをサイト上で入力することで、バーチャルが育ち始める。つまり実際の野菜とバーチャル野菜を並行して栽培していくことになる。栽培キットの成長記録をiplant上で執筆すると、バーチャル野菜も成長する。なおとれいすでは、栽培キットの購入ごとに都内の学童保護施設の子供達に野菜の種をプレゼントする運動「Seed for Child」を展開する予定だ。
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