このサービスを通じて「野菜作りのチャンスを提供しながら日々の生活の中での食材へ対する考えを変えて欲しい」と、とれいす代表取締役社長の春山佳久氏は語る。
とれいすは2008年8月の設立。当初は農作物のECサイトを運営しており、売り上げは好調だったという。しかし同サイトで提供する農作物を作る農家は全国農業協同組合中央会(JA)もしくは直売所に在籍している農家がほとんど。そのため、ECサイト専用のパッキング作業が農家にとって負担となり、品質維持が難しくなったのだという。
事業をゼロから見直すため、春山氏は3カ月間北海道の農家で収穫までを改めて体験。その後当初のECサイトを閉鎖し、ITを使って農業を支援するためのサービスを展開することを決めVeGieeやiplantなどを立ち上げたという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」